夏の終わりに

明日は8月31日で、きっといつの間にかまた冬がくるでしょう。年末に向けて慌ただしくなって、また手帳をかったり、クリスマスプレゼントの準備をしたり、誕生日のお祝いのサプライズを仕込んだりするでしょう。それから、いちばん大事な9回目のお祝いをするんだと思う。今年は金曜日だった。仕事をなんとか終わらせて、きっと美味しいものを食べに行く。去年は、待ち合わせ場所に花束を持った恋人がいて、「なんでお花があるのーーー?!」って驚いたな。お花はいつも誕生日だったから。

未来の話をするとき、当たり前のように、そこに、その先に「私」がいることがうれしい。相手はきっとそんなことに気づいていないだろうなあ。私が喜んでいることに気づかず、未来の話をしているんだろう。にやけそうになりながら、それでそれで?と聞くのだ。

この人といるとこの先ずっと楽しそうだなと思える。いつもの調子で笑いながら、ときどき慰めてもらいながら、そんなふうに歩んでいくんだろう。

小さな楽しいことが積み重なって、ふたりにしか分からないような、ほんとにくだらないことが、私を元気にしてくれる。支えている。

 

残りの2016年も、楽しいといいな、楽しいに決まってるかな、ね。

 

おやすみなさいませ。