キングダム好き必見!始皇帝と大兵馬俑 in 九州国立博物館
週末は九州国立博物館で開催中の「始皇帝と大兵馬俑」を見に行ってきました。なかなか見応えがあり、キングダムにハマっている私にはたまらん内容で終始興奮していた!本当は県美で開催中の印象派展も行きたかったんだけど、こっちは撮影ゾーンがあると聞いていたのでこれは~~恋人についてきてもらわねば~~と撮影担当としてついてきてもらう約束で、こちらを優先。(印象派展は今回断念・・無念である・・。)
久しぶりの太宰府です。緑が美しい季節にやってきました。紫陽花はまだちょっとはやい。菖蒲は見頃。雨降る中、しとしとと濡れた葉が美しい。
向かう途中、虹色のトンネルゾーンで10月から開催予定の「鳥獣戯画展」のポスターを見かけました。めちゃくちゃ人が多そうな予感がする。できれば、指定時間制とか、ナイトミュージアムみたいな形をとってくれる日があると、とってもとっても嬉しい。(ここを学芸員さんが見てくれる気がして書いてみました。)
さて、今回!絶賛!!ナウ!!キングダムにはまっている私にとって、どんぴしゃな内容〜〜始皇帝になる話ですからね。ということもあってか、館内1階では東京で開催された「キングダム展」も開催中!!なのです!!!
ついてすぐ、原画の複製。ここで既にテンションが上がる。気づけば恋人がいない。ひとりでロッカーに行っていた。なんとか、私の荷物も預けて、会場のある2階に上がると、入り口付近にはパネルが!!な、なんじゃこりゃ~~!!もちろん撮影してもらいます。
もう心はウキウキです。ウキウキ状態で会場へ。結構人が多かった。
入ると、まずは秦の歴史・文化から。これ本当に紀元前につくられたの?!と驚くほど精巧・デザインが素晴らしいものばかり。2000年以上前のものとは思えなかった。全体的にそう思う作品が多かったです。
金の細工がとても美しかった。
右に見える「剣」とても綺麗だった。いまも使えそう。
どんどん進むと、これがどーんと鎮座していたぞ!
始皇帝の御霊を運ぶもの、だそうです。先導する文官?と、後ろが御霊。霊柩車に近いんでしょうか。とてもきれいに修復されていた。
おそらく、御霊を入れるであろう箱。うーむ、運ぶときこの中は空の状態なのかな?不思議。
そして、ここを進むと、とうとう、ド迫力の!!!!!そう!これが!!兵馬俑!!!
スロープになっていて、少し高い所から俯瞰できるようになっていました。これ本物だよ〜
これは複製、それでも圧巻。
全部顔が違うんだよね、すごい。キングダムを読んでいると始皇帝はとてもいい人のような気がするのですが(もちろんマンガですが)、実際のところ、歴史を振り返ってみると、あまり良い人ではなかったような史実もあり、いろんな気持ちになりながら鑑賞しました。
それにしても、本当に、ものすごい文化を持っているなと実感。これ作っていたとき、日本は一体何をしていたんだろう・・と。そして、歴史をよく理解していると、美術はさらに理解が深まって楽しいものなんだなあとしみじみと・・。
今回の展示は実際に行って体感するのが一番な気がします。九博では、12日まで開催中。そのあとは、大阪に巡回するそうです。とてもよくできた展示なので、ぜひ〜〜。
最後退場してから、この前で、もちろん!!「御意!!」のポーズで、撮影しました。
見終えたあとは、太宰府スタバで一服。
展示の写真は九州国立博物館さまよりご提供いただきました、ありがとうございました!